西武鉄道は6月から、多摩湖線および池袋線・狭山線にて、101系電車に40年前の新造当時の塗色(西武イエロー+西武ベージュ色)を施した車両を運行する。1969年10月14日に開業した西武秩父線の開通40周年を記念したという。101系車両は最大434両が運行し、同社のほとんどの路線で活躍したとのこと。
101系は新型車両30000系「スマイルトレイン」と交替する形で現役を引退し、廃車や他社への譲渡が進められているという。しかし「今でも少数ながら現役で活躍しており、多摩湖線の261編成は登場時から約310万キロを走行した」(同社)。今回の特別塗装は、3月30日から主に多摩湖線で運行する261編成(4両編成)において実施済みとのこと。6月中旬からは池袋線および狭山線で運行する271編成(2両編成)にも実施される予定。