スウェーデンのアブ・ガルシア製リールの取り扱いでも知られているピュア・フィッシング・ジャパンは、米フルーガーのバスフィッシング用ベイトキャスティングリール「Pflueger Patriarch(パトリアーク)」「Pflueger Summit(サミット)」「Pflueger Asaro(アサロ)」の3種類4モデルを4月下旬に発売する。

「Patriarch」は、CBS遠心ブレーキとマグネットブレーキを融合した、かつてないブレーキシステム「アルティメットブレーキシステム」を採用し、カーボンドラグワッシャーや10個のダブルシールドボールベアリング、クリック機構付きメカニカルブレーキなどを搭載したフラッグシップモデル。チタンコーティングガンメタルのボディーは耐久性も高く、高級感も併せ持つ仕上がりになっている。ギア比6.4で最大ドラグ力が4.5kgの「64LP」と、ギア比7.1で最大ドラグ力が4kgの「71LP」の2モデルを展開。いずれも自重は227gで価格は3万1,000円(税別)。また、7月には左ハンドルモデルの発売も予定されている。

「Pflueger Patriarch」

「Summit」も、アルティメットブレーキシステムを採用したモデルで、9個のダブルシールドボールベアリングやクリック機構付きメカニカルブレーキなどを搭載。また、ギアの素材にジュラルミンを採用するなど、軽量化も行われている。ギア比7.1で最大ドラグ力が3.8kg、自重は221gとなっており、価格は2万1,000円(税別)。

「Pflueger Summit」

「Asaro」は、CBS遠心ブレーキを採用したモデルで、カーボンドラグワッシャーや7個のダブルシールドボールベアリングなどを搭載。サミングでキャスティング時のライン放出をコントロールしたいアングラーに最適なモデルとのこと。ギア比6.4で最大ドラグ力が4.5kg、自重は221gとなっており、価格は1万6,000円(税別)。

「Pflueger Asaro」

米フルーガーは、1916年からベイトキャスティングリールを生産をはじめた老舗メーカーで、当時としてはめずらしいアンチ・バックラッシュシステムを搭載したリールを発売。その後も、バスフィッシング用やフライフィッシング用リールの名機を世に送り出し続けたが、1990年代にはフライフィッシング用リールのみの取り扱いとなっていた。2000年になって、再びベイトキャスティングリールやスピニングリールを本格的に手掛けることになり、現在では先進のスペックを持つ製品をリリースし、米国の釣り具専門店流通を主体として年々著しい成長を遂げているという。