「FMV-DESKPOWER EK/D50」

富士通は21日、19型ワイド液晶を搭載した省スペースPC「FMV-DESKPOWER EK」シリーズの2009年夏モデルとして、CPUやメモリなどのスペックが向上した新モデル「FMV-DESKPOWER EK/D50」を発表した。価格はオープンだが、店頭予想価格は150,000円前後。

今回発表された新モデルでは、コンパクトな形状のデザインはそのままに、より高性能なCPUであるIntel Core2 Duo P8700を採用。メモリの容量も2GBから4GB DDR3 SDRAM(2GB×2、最大4GB)へと強化され、映像編集やインターネットのストリーミングなどCPUに負荷のかかる動作がこれまで以上にスピーディーになった。HDDの容量は500GB(SATA、7200rpm)。

本体の筐体は、左右80度、後方15度に画面の角度を調節できる「スイーベル&チルト機能」を採用。さらに、PC内の熱を効率的に排出するために、上向きの排気口を採用している。

仕様は、CPUがIntel Core 2 Duo P8700(2.53GHz)、チップセットがMobile Intel GM45 Expressの組み合わせ。グラフィックス機能は、Mobile Intel GMA 4500MHD(チップセット内蔵)を利用する。光学ドライブは2層書き込み対応のDVDスーパーマルチドライブ。

ネットワーク機能は10/100/1000BASE-T対応有線LAN。その他の機能は、USB 2.0×4、ミニD-SUB15ピン。OSはWindows Vista Home Premium SP1がプリンストールされている。本体サイズはW445×D213×H390mm、重量は約11.5kg。

高橋量(デジタル・コンテンツ・パブリッシング)