KDDI、沖縄セルラーは、ソーラーパネル採用した防水携帯を2009年6月に発売予定であることを明らかにした。また、2009年夏以降、携帯電話端末のリサイクル率や再資源化率の向上、「Green Road Project」などの環境保全活動を一層強化していくとしている。

同モデルはシャープ製WIN端末のラインナップに含まれる予定

今回発表した端末は、世界で初めて防水機能を備えた携帯電話にソーラーパネルを搭載したもので、約10分間の太陽光発電による充電で、1分間程度の通話、2時間程度の待ち受けができる(快晴の日の正午に屋外で、太陽に直角にソーラーパネルを向けた条件下を想定)。また、太陽光発電によって本体電池容量の最大80%まで充電できるため、通常電力での供給によるCO2排出量の削減が期待できる。

Green Road Projectは、参加者がウォーキングやランニングをすると、走行距離に応じた値段の植物の種をもらえるという、ユニークな取り組みだった。現在は走行距離の換算は行われておらず、4月30日まで種の配布のみが行われている。KDDI、沖縄セルラーはこうした環境・社会貢献活動を、これからも継続していくとしている。