東芝は20日、18.4型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶搭載ハイスタンダードAVノート「Qosmio G50」シリーズ、および15.4型ワイドWXGA(1,280×800ドット)液晶搭載スタンダードAVノート「Qosmio F50」シリーズの2009年夏モデルを発表した。発売は4月下旬に予定されている。

フラッグシップAVノートとなるQosmio G50シリーズでは、上位モデル、下位モデルともにHDD容量がアップグレードされ、より長時間の番組録画が可能となった。普及価格帯ながらもAVノートとしての機能をすべて搭載したQosmio F50シリーズでは、HDD容量が320GBに増量されたほか、Qosmio G50シリーズにのみ搭載されていたマルチメディア処理専用LSI「SpursEngine」を新たに搭載し、MPEG-2やH.264動画の再生時にCPUに負荷をかけることなくスムーズな画像処理を実現している。

Qosmio G50シリーズ

Qosmio G50

Qosmio G50シリーズのラインナップは、外部グラフィックスを搭載したダブル地デジモデル「G50/98J」とシングル地デジモデル「G50/96J」の2モデル。価格はいずれもオープンだが、店頭予想価格はそれぞれ340,000円前後、260,000円前後。

G50/98Jの仕様は、CPUがIntel Core 2 Duo T9550(2.66GHz)、チップセットがMobile Intel PM45 Express、メモリが4GB PC2-6400 DDR2 SDRAM(2GB×2、最大4GB)。グラフィックスはNVIDIA GeForce 9600M GTが搭載されている。HDDは640GB(320GB容量の5,400回転SATA HDD×2)、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。

その他の機能は、ダブル地上デジタルTVチューナー、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、ギガビットLAN、HDMI出力端子、eSATA、Webカメラなど。Windows Vista Home Premium with SP1とOffice Personal 2007 with PowerPoint 2007がプリインストールされている。

サイズは約W452.3×D311.0×H38.2~48.3mmで、重量は約4.9kg。

G50/96Jの仕様は、CPUがIntel Core 2 Duo P8800(2.40GHz)、チップセットがIntel GM45 Express、メモリが4GB PC2-6400 DDR2 SDRAM(2GB×2、最大4GB)。グラフィックス機能はチップセット内蔵のMobile Intel GMA 4500MHDを利用する。HDDは500GB容量の5,400回転SATA、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。

その他の機能は、地上デジタルTVチューナー、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、ギガビットLAN、HDMI出力端子、eSATA、Webカメラなど。Windows Vista Home Premium with SP1とOffice Personal 2007 with PowerPoint 2007がプリインストールされている。

サイズは約W452.3×D311.0×H38.2~48.3mmで、重量は約4.7kg。

Qosmio F50シリーズ

Qosmio F50

Qosmio F50シリーズのラインナップは、Intel Core 2 Duoを搭載した「F50/86J」1モデル。価格はオープンだが、店頭予想価格は210,000円前後。

仕様は、CPUがIntel Core 2 Duo P8800(2.40GHz)、チップセットがMobile Intel GM45 Express、メモリが4GB PC2-6400 DDR2 SDRAM(2GB×2、最大4GB)。グラフィックス機能はチップセット内蔵のMobile Intel GMA 4500MHDを利用する。HDDは320GB容量の5,400回転SATA、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。

その他の機能は、地上デジタルTVチューナー、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、ギガビットLAN、HDMI出力端子、eSATAなど。Windows Vista Home Premium with SP1とOffice Personal 2007 with PowerPoint 2007がプリインストールされている。

サイズは約W368×D278×H38~47mmで、重量は約3.5kg。