Akai Professionalは、軽量・コンパクトなボディーに40バンド・ボコーダーおよび本格的シンセサイザー機能を満載したバーチャルアナログシンセ「MINIAK」を、4月にドイツ・フランクフルトで開催されていた「Musikmesse 2009」にて発表した。発売時期は2009年、価格については現時点では未定とのこと。

本体に装備された専用グースネックマイクにより、ボコーダーを使ったリアルタイムパフォーマンスを手軽に楽しむことができる。どこにでも持ち運べるコンパクトなボディーも大きな魅力だ

MINIAKでは、シンセサイザーエンジンに世界的シンセ機器メーカー「Alesis」と共同開発された8ボイス・3オシレーターを基本としたバーチャルアナログ音源を採用。さらに、37鍵セミウェイテッドキーボード、8マルチパート、600音色以上のプリセットボイス(1000音色以上を保存可能)、各種ステレオ・エフェクト、2つのマルチモードフィルター、2つのLFO、ダイナミック・リアルタイムフレーズシーケンサー、内蔵リズムマシン/リズムシーケンサー、アルペジエータ、40バンドボコーダーなど、ハイエンド製品に劣らない強力なシンセサイズ機能が備えられている。

小型で持ち運びにも便利な本体には、専用グースネックマイクが装備されており、プライベートスタジオでのホームレコーディングから、ライブでのボコーダーを使ったリアルタイムパフォーマンスまで幅広く活用することが可能となっている。