DENONは、2009年1月に開催された「NAMM Show 2009」にて先行公開されていた4チャンネルDJミキサーの最新機種「DN-X1100」の販売を開始した。DN-X1100は、エフェクターやサンプラーなどの付加機能を省き高品位オペアンプを採用することで、シンプル&ハイクオリティーを目指した高音質設計モデルとなっている。価格はオープンプライスで、予想実売価格は6万9,800円前後。
同社の技術とノウハウを投入し開発されたDN-X1100では、8系統もの多入力を任意のチャンネルに自由にアサインすることのできる「マトリクス インプットアサインメント」をはじめ、フォノ(MM専用)入力3、マイク入力2、マスター出力2、ブース出力1、Rec出力1、さらにはセンド/リターン端子1統など豊富な入出力端子と機能を搭載。ターンテーブルに限らず、様々な外部エフェクターや音源を接続し活用できる。また、デノンのCDプレイヤー・フェーダースタート機能にも対応した60mmロングストロークチャンネル・チャンネルフェーダーや、クロスフェーダーの操作を自分好みに調整可能なフレックスフェーダーを搭載し、より繊細で正確なDJミックスを実現する。なお、各チャンネルには視認性に優れた13ドットのLEDレベルメーターが装備されており、薄暗いDJブースの中でも容易に音量レベルを確認することができる。