マイボイスコムは、百貨店の利用に関する調査を実施し、結果を公表した。同調査は3月1日~5日、インターネットコミュニティ「MyVoice」の登録メンバーを対象に行われ、1万5,606名からの有効回答を得た。なお、同調査は2回目で、1回目は2006年12月に行われた。
調査結果によると、百貨店の利用頻度は月に1回行く人(「週に2~3回以上」、「週に1回くらい」、「月に2~3回くらい」、「月に1回くらい」の計)が36.2%に上った。百貨店で購入するサービスについては、和洋菓子が42.2%で最多。次いで「ギフト・贈答品」(37.4%)、「惣菜・弁当」(37.4%)と続いた。
百貨店で買うのをやめて他の店舗(大型スーパー、専門店、通信販売など)を利用するようになった商品・サービスは、「婦人服」が18.3%で最も多く、以下は「紳士服」(15.1%)、「ファッション雑貨・小物」(10.5%)、「生鮮食料品」(8.4%)と続いた。
百貨店以外で利用するようになった商品・サービスがある人に、他のどのようなところを利用するようになったか尋ねたところ、ショッピングセンター・モールが54.5%でトップ。2位以降は「オンライン専門ショップ」、「一般スーパー」、「専門店・小売店」などが挙げられた。百貨店の魅力としては「高級感がある」(46.0%)、「商品の品質が良い」(32.8%)などが挙げられた。一方、百貨店への不満は「価格が高い」が75.1%で、「店員がわずらわしい」の22.7%を大きく引き離した。