25日から全国で公開されるされる映画『レイン・フォール 雨の牙』のジャパンプレミアが16日、東京・新宿ミラノ座1で行われ、主演の椎名桔平、監督のマックス・マニックス、原作者のバリー・アイスラーが出席。レッドカーペットイベントのほか、舞台挨拶が行われた。
元CIA工作員のバリー・アイスラー著の人気小説『雨の牙』を映画化した本作は、椎名桔平、長谷川京子、ゲイリー・オールドマンが競演する21世紀型の東京フィルムノワール。東京を舞台に、何の痕跡も残さずに標的を自然死させる暗殺者のジョン・レイン(椎名)と、彼のターゲットとなりながらもジョンとともに逃亡するジャズ・ピアニスト、みどり(長谷川京子)の緊迫した姿を描く。
自分のジャケットをゲイリー・オールドマンのカシミアのセーターと交換したことを明かした椎名は「ゲイリーさんはトラブルがあっても絶対に芝居を止めませんでした。リスタートするときのテンションのことだけを考えていましたね。そういう自由自在な部分をゲーリーさんから学んだ気がします」と褒め称える一方、「銀座でのロケの時、本番中に彼から背中をポンポン叩かれ、『僕は1回だけこういう遊びをやるんだ』とか言ってましたけど、本番中に悪戯されたことなんて初めてでしたよ(笑)」とゲイリーのお茶目な一面も明かしていた。
また、この日はビデオレターでの出演となった長谷川は「椎名桔平さん、マックス・マニックス監督、椎名桔平さん、ゲイリー・オールドマンさんと素晴らしい作品でご一緒に出来たことを大変嬉しく思います。この作品が大ヒットして、シリーズ化されることを心からお祈りしています」とコメントした。
また、この日は舞台挨拶のほか、レッドカーペットイベントも実施。マリエ、さとう珠緒、青田典子、鳥居みゆき、スピードワゴンら豪華なゲストがレッドカーペットを歩いた後、原作者のバリー・アイスラー夫妻、椎名とマックス・マニックス監督が最後の花道を飾って訪れたファンを沸かせた。