ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車の新基準に対応した「PAS」シリーズの小径ホイールモデルとして、「PAS CITY-X リチウム」、「PAS CITY-C リチウム」、「PAS コンパクト リチウム」の3モデルを5月8日より発売する。価格は「PAS CITY-X リチウム」が10万9,800円、「PAS CITY-C リチウム」が10万6,800円、「PAS コンパクト リチウム」が10万5,800円。
今回発売される20インチタイヤを採用した小径モデル「PAS CITY-X リチウム」、「PAS CITY-C リチウム」、「PAS コンパクト リチウム」は、電動アシスト自転車に関する法令改正に伴う新基準に対応しており、これによりPASシリーズは、合計11モデルが新基準に対応した。
個性的なデザインとスポーティな走行性能を両立した「PAS CITY-X リチウム」と、デザイン性を重視した「PAS CITY-C リチウム」は、アシスト制御の設定を見直すとともに、スピードセンサーにより走行速度を検出し、モーター回転数との関係から選択している内装3段変速機のギアポジションを検出してアシスト力を供給する機構「S.P.E.C.3 (Shift Position Electric Control×内装3段変速)」を採用。走行モードは「標準」モード、パワフルな「強」モード、距離重視の「オートエコモードプラス」の3モードを備え、走行モードを切替えるメインスイッチも新設計にした。1充電当たりの走行距離は69km。また、3モデルとも小型軽量の4.0Ahリチウムイオンバッテリーを採用している。
「PAS CITY-X リチウム」は、Xフレームを採用し、カラーは、ガーネットオレンジ、クールグレー、クリスタルホワイトの3色。「PAS CITY-C リチウム」はU字フレームと新たにセミストレートタイプのハンドルとスポーティサドルをを採用した。カラーは、ホワイトパールとBブラックの2色。
「PAS コンパクト リチウム」は、低床の軽量アルミU型フレームを採用し、最低サドル高560mm、重量21.4kgの、取り回しと足つき性に優れたモデル。走行モードは「強」モードと、長距離走行を重視した「オートエコモードプラス」のシンプルな2モード設定を採用した。カラーは、クールグレーとスモークベージュの2色。