ハリウッドで高い評価を受けているホラー映画『呪怨』シリーズの最新2部作『呪怨 白い老女』(三宅隆太監督)、『呪怨 黒い少女』(安里麻里監督)の記者発表が15日、都内で行われ、出演者の南明奈、瀬戸康史、中村ゆりらが出席した。

『呪怨 白い老女』で主演する南明奈

1999年にビデオ作品としてシリーズ第1作がリリースされ、2003年には劇場版2作品が公開し大ヒット。ハリウッド版も2作品が製作され、全米興行収入1位を記録した同シリーズは、現在でもホラーファンからの根強い支持を受けている。今年で同シリーズ製作10周年を迎えるにあたって、一瀬隆重プロデューサーが「ビデオ版の怖さをもう1回作りたい」と、清水崇監督(原案・監修として参加)と再びタッグを組み、『呪怨 白い老女』(主演・南明奈)、『呪怨 黒い少女』(主演・加護亜依)の2作品を製作した。

ホラー作品初主演となる南は「台本を読んだら怖くて泣いてしまいました。現場でも泣きそうになったこともありましたが、堪えて頑張りました」と振り返った。記者発表では、サプライズで白い老女が乱入。それまで笑顔だった南は口に手を当て怯えていた様子だった。

白い老女の突然の出現に南もビックリ!

一瀬隆重プロデューサー(左)と清水崇監督

『呪怨 黒い少女』に出演する中村ゆりは「心理的なものもちゃんと描かれていいます」

同じく『呪怨 黒い少女』に出演する瀬戸康史は「かなり怖い作品ですけど、僕の役は明るいのでギャップを出そうと意識しました」

『呪怨 白い老女』、『呪怨 黒い少女』は6月27日より新宿バルト9、梅田ブルク7にて同時上映される