イー・モバイル、デル、オリックスは14日、デルがオリックスと共同で提供する法人向けリースプログラム「デルリース」のラインナップにイー・モバイルのデータ通信端末を追加したと発表した。4月14日より提供を開始する。同サービスを提供することで、中堅・中小企業市場での拡販を目指す。

デルリース対応機種のVostro A90(左)とLatitude E4200(右)

これまで、デルとオリックスはリース期間を24、36、48、60カ月から選べる法人向けリースプログラム「デルリース」を展開していた(サーバは36カ月以上)。一方、イー・モバイルはデルと共同で、主に個人ユーザー向けにイー・モバイルへの同時加入を条件として、データ通信端末とセットになったPCのパッケージ製品を提供してきた。

今回、「デルリース」のサービスにイー・モバイルが参入する形で、3社協業の新サービスが実現した。これにより、PC製品の導入とリース、高速モバイルブロードバンドサービスの窓口が一本化した。法人企業のユーザーは初期導入コストが削減できるとともに、月額コストの計算が立ちやすくなり、計画的なコスト管理が可能になる。

なお、このサービスで利用できるデルの機種は、Vostro(ボストロ)からA90、A860、1200、1310の4機種とLatitude(ラティチュード)からE4200、E6400の2機種のノートブック型PCになる。