海外ホテルのクチコミ・予約サイトを運営しているアップルワールドは15日、チャーター便の利用に関するアンケートの調査結果を公表した。
同アンケートは、最近、旅行シーズンを中心に国際線チャーター便を強化する航空会社や、ツアーとして売り出す旅行会社が増えつつあることを背景に、旅行者の利用状況把握の目的で実施されたもの。期間は1日~7日、同社の運営するWebサイト「アップルワールド.com」にて行われ、255(男性112、女性143)の有効回答を得た。
調査結果によると、「国際チャーター便を利用して海外旅行をしたことがありますか」という質問に対し、回答者の22.8%が「ある」と回答。チャーター便利用時の行き先については、東アジアが最も多く35.4%。東南アジアの20.3%を合わせるとアジア圏で50%以上を占める結果となった。また、通常は乗り継ぎが必要な東ヨーロッパ(10.1%)や中央ヨーロッパ(7.6%)は、合計すると2割近くになる。「乗り継ぎ便で14~18時間ほどかかるところを、チャーターによる直行便だと11~13時間と短縮できるのが、人気が高まっている理由だと思います。クロアチアなどの近年ブームになっている国も、きっかけはチャーター便の就航でした」(同社)。
また、「今後、国際チャーター便を利用して海外旅行に行ってみたいか」という質問では、「いずれ利用したい」が69.8%、「今年中に利用したい」が10.6%と、回答者のおよそ8割が利用意向を持っていることがわかった。チャーター便に魅力を感じている人の多さが窺える。