「BASELWORLD 2009」でゼニスは、「クロノマスター オープン」シリーズでムーンフェイズ機構を備えた最新作や、クロノマスターにも搭載されているムーブメント「エル・プリメロ」の開発40周年を記念する特別モデルなどを発表した。

クロノマスターは、毎時36,000振動の自動巻クロノグラフムーブメント「エル・プリメロ」を搭載したクロノグラフで、このうち「クロノマスター オープン」シリーズは、文字板とムーブメントの地板に空けられた窓を通じてテンプの振動を目で楽しめるのが特徴。「クロノマスター オープン グランデイト ムーン&サンフェイズ」は、デイト表示の文字サイズを大きく取るための3層構造グランデイトディスクに加え、6時位置のインダイヤルでムーン&サンフェイズ表示が加えられた。文字板上には麦穂型、ムーンディスクには波形のギョーシェ装飾が施されるなど、仕上げも精緻なものとなっている。7月発売予定で、ステンレススチールモデルが191万1,000円(予価)、ローズゴールドモデルが409万5,000円(同)。

今年は1969年にエル・プリメロが開発されてからちょうど40年にあたり、これを記念した限定モデルも各種用意される。最初のエル・プリメロ クロノグラフのデザインに着想を得た「オリジナル」のほか、同じくオリジナルのデザインを採り入れながら、40周年記念ロゴや1970年代をイメージした3色のストライプを配した「ニュー ヴィンテージ 1969」などが、この夏~秋にかけて発売される予定。