調査会社のアイシェアは4月14日、消臭・芳香剤の意識調査の結果を公表した。調査は2009年3月25~30日の間、20~40代の男女を対象に実施。367件の有効回答の結果を集計した。
その結果、部屋用消臭・芳香剤を使用したことがある人は、男性58.6%、女性75.2%、全体で65.7%。また、利用経験のある人で男女ともに最も人気が高いタイプは「置き型(電池式以外)」で全体の38.7%を占めた。この他女性では「スプレー式」も31.8%の支持を集めた。
さらに、無香性と芳香剤入りのタイプ別では、男性の58.5%が「無香性」と回答。一方、女性は58.5%が「芳香剤入り」を支持し、消臭・芳香剤に対する男女の好みの違いが明確に分かれる結果となった。香りの種類で人気が高いのは、男女ともに「果物」(男性23.5%、女性27.5%)、「ハーブ」(同21.6%、21.7%)の順。以下は男性が「緑」(19.6%)、「せっけん」(11.8%)、女性は「せっけん」(21.7%、2位「ハーブ」と同率)、「花」(14.5%)と続いた。
部屋用消臭・芳香剤を選ぶポイントでは、全体の71.8%が「価格」と回答。次いで「香り」(68.0%)、「内容量」(33.6%)、「パッケージのデザイン」(20.7%)の順に高かった。