メガソフトは、家族構成や趣味、ペットの有無などの情報を設定し、ライフスタイルを考慮しながら住宅間取りを作成できるソフト「住宅ゾーニング[β版]」を公開した。対応OSは、Windows XP / Vista。同社Webサイトからダウンロード可能。

住宅ゾーニング[β版]は、同社が発売している住宅デザインソフト「3Dマイホームデザイナー」の追加機能として開発中のソフト。今回、試験・評価のためのβ版として公開され、同社が発売する3DマイホームデザイナーPRO6に組み込んでの利用のほか、単体ソフトとして使用することも可能になる。

ソフトは、ユーザーが家族構成やペットの有無、来客数などライフスタイルの基本情報を設定すると、条件に応じた部屋の種類や数、広さなどを自動的に算出、リビングやキッチン、ガレージなどがリストアップされる。ユーザーは、リストアップされた項目を面積を表すマス目に配置しながらレイアウトを作成できる。

リスト化された項目は「ゾーニング」と呼ばれ、「コミュニケーションゾーン(c)」/「パブリックゾーン(p)」/「ユーティリティーゾーン(u)」の3つ要素から成り立ち、同ソフトでの間取り検討では主要な役割を果たす概念となる。各部屋にはこれら要素を表すアイコンが付されており、たとえば、寝室エリアは"P"、トイレは"PU"、リビングエリアは"C"となる。各部屋はゾーン毎に色分けされており、視覚的に確認しながら配置可能になるほか、作成した"ゾーニング"が適正か否かを診断する機能も搭載。位置や方位、ゆとりやコミュニケーションについての適正度をグラフ表示で確認することも可能になる。

家族構成やペットの有無など基本情報を入力していく

作成した部屋は"ゾーニング"という概念で確認できる