GIFCOMは13日、新社会人(2009年度入社)の初任給の使い道に対する意識調査を実施した。同調査は4月1日~3日にかけて、全国の2009年度新社会人を対象に行われ、562名の有効回答を得た。
調査結果によると、初任給の使い道を決めていると答えたのは全体の55.5%。使い道を決めていると回答した人に「初任給はどのようなことに使いますか?」と聞いたところ、「貯金する」(74.4%)が1位に挙げられた。2位以下は「人にプレゼントを買う」(64.1%)、「自分のものを買う」(51.3%)、「自分が食事に行く」(13.1%)と続いた。
初任給でプレゼントを買うと答えた人に、誰に贈るか尋ねたところ「父母」が94.0%で「祖父母」(38.5%)に大差をつけてトップに。続いて「兄弟姉妹」(25.0%)、「彼氏、彼女」(21.0%)と続いた。プレゼントを選ぶ際に重視することについては、「(贈る相手の)趣味」が53.5%で最多。以下は「自分があげたいもの」(47.0%)、「思い出に残るもの」(34.0%)、「価格」(24.5%)の順となった。プレゼントの購入総額は「1万円以上1万5,000円未満」が22.0%で最も多く、1万円以上と回答した人は計61.0%に上った。うち「5万円以上」は6.5%。また、1万円以下は計39.0%で、「5,000円未満」と答えたのは全体の10.0%だった。
将来の夢を新社会人に聞くと、最も多かったのが「安定した生活を送ること」(50.2%)。次いで「結婚 / 幸せな家庭を持つこと」(48.9%)、「社会に貢献できる人になること」(38.6%)と続いた。「お金持ちになること」(19.0%)や「会社で出世すること」(9.1%)より、堅実な生活を望む声が割合として高く出ている。