オンキヨーは、エントリークラスとミドルクラスのAVセンター「TX-SA507」「TX-SA607」を発表した。発売は4月24日で、価格は、TX-SA507が63,000円、TX-SA607が84,000円。
TX-SA507 |
TX-SA607(ブラック) |
両製品共通で、1080p、36bit ディープカラー、x.v.Colorなどに対応するHDMI ver.1.3aを搭載。TX-507には4系統、TX-607には6系統のHDMI入力端子を装備している。サラウンド面では、「Dolby TrueHD」「DTS-HD Master Audio」に対応したデコーダーを搭載した。パワーアンプ回路は、ディスクリート構成を採用。銅バスプレートを採用して電源供給効率の向上とアース電位の超安定化を実現している。さらに、TX-SA607では、電源部の電解コンデンサーを中心に7chパワーアンプ回路をL/Rシンメトリーに配置して電源供給効率の向上を追求している。きょう体には、底面強度の向上や振動の折り返しを分散させるため、楕円状のプレスラインを設けた新設計の「オーバルシャーシ」を採用するなど、音質向上テクノロジーを細部にまで投入している。
さらに、TX-SA607では、フロントL/Rスピーカーの上部に設置するフロントハイスピーカーを加えることで、これまでのサラウンドシステムの水平方向の表現に加え、垂直方向も含む三次元的な空間表現を可能にする「ドルビープロロジックII z」を搭載。また、HDMI端子を活用した「RI HD」機能を搭載し、ハイビジョンTVなどとのシステム連動を実現。電源スタンバイ連動や自動入力切換え、TVのリモコンによる本機のボリューム調整とテレビスピーカー/シアタースピーカーの再生切換えが可能。また東芝製レグザリンク対応テレビ「レグザ」との組み合わせでは、独自のコントロールコマンドによりHDMI入力拡張切換えの操作も可能だ。新たに、対応機器との接続確認とリンクの設定を自動で行える「RIHD自動検出設定」も備えている。TX-SA607は、シルバーモデルとブラックモデルをラインナップしている。
TX-SA507の主な仕様 | |
---|---|
アンプチャンネル数 | 5チャンネル |
定格出力 | 各チャンネル100W(6Ω、20Hz-20kHz、THD0.08% 以下、1ch 駆動時) |
実用最大出力 | 各チャンネル160W(6Ω、1kHz、1ch 駆動時) |
周波数特性 | 5Hz-100kHz(ダイレクトモード) |
HDMI端子入力:4出力:1 | |
映像入出力端子 | 入力:D4 2、コンポーネント2、コンポジット4 出力:D4 1、コンポーネント1、コンポジット2 |
音声入出力端子 | 入力:デジタル4、アナログ7 出力:アナログ2、サラウンドバックプリ2、サブウーファープリ1 |
最大外形寸法 | 435(W)×151.5(H)×329(D)mm |
質量 | 9.5kg |
付属品 | プリプログラム対応リモコン |
TX-SA607の主な仕様 | |
チャンネル数 | 7チャンネル |
定格出力 | 各チャンネル120W(6Ω、20Hz-20kHz、THD0.08% 以下、1ch 駆動時) |
実用最大出力 | 各チャンネル185W(6Ω、1kHz、1ch 駆動時) |
周波数特性 | 5Hz-100kHz(ダイレクトモード) |
HDMI端子 | 入力:6出力:1 |
映像入出力端子 | 入力:D4 2、コンポーネント2、コンポジット5 出力:D4 1、コンポーネント1、コンポジット2 |
音声入出力端子 | 入力:デジタル4、アナログ8 出力:アナログ2、7チャンネルプリ1、サブウーファープリ2 |
最大外形寸法 | 435(W)×176(H)×329(D)mm |
質量 | 11.8kg |
付属品 | プリプログラム対応リモコン |