SMAPの木村拓哉が出演するフランス映画『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』が世界に先駆けて6月6日に日本で公開されることが決定した。木村は同映画で、ハリウッドの俳優、ジョシュ・ハートネットと韓国の俳優、イ・ビョンホンと競演することになる。

木村拓哉と共演することになったイ・ビョンホン

同映画は、木村が演じる、人の痛みを自らの肉体に引き受けるという不思議な力を持つ男・シタオが行方不明となり、元刑事の探偵・クライン(ジョシュ・ハートネット)が捜索。同じくして、香港のマフィアのボス、ス・ドンポ(イ・ビョンホン)もシタオを探しており、香港マフィアと警察の抗争が勃発するというストーリー。

2007年に撮影され、シタオが傷だらけとなるシーンで木村は、メイク担当と「ここに傷口を足そう」と話し合ったり、特殊効果の担当者に「口に血を含んで、吐き出せるようにしたい」と提案することもあったという。トラン・アン・ユン監督は「拓哉は役柄に心身共にコミットしてくれ、素晴らしかった。観客の皆様に、彼の演じる役柄と演技を楽しんでもらえると嬉しい。彼は大変ハンサムであるが、この映画では彼の新たなる美しさを表現している。間違いなく未だかつてない拓哉を観ることができるよ」とコメントを寄せている。

『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』は、6月6日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかで全国ロードショー。