スウェーデンのハードウェアメーカーTeenage Engineeringは、ドイツで開催された「フランクフルト ミュージックメッセ 2009」にて、軽量・コンパクトかつスタイリッシュなシンセサイザー&コントローラー「OP-1 synthesizer and controller」を発表した。
同製品は、282(W)mm×12(D)mm×102(H)mmのホワイトボディーに、鍵盤用ボタン(2オクターブ・キーボード)や4つのノブ、カラーOLEDディスプレイ、コントロール用トランスポートボタン、その他各種ファンクションキーなどが無駄なくレイアウトされたシンセサイザー&コントローラー。見た目も、非常に洗練されたデザインとなっている。また、バーチャルアナログやFMをはじめとする複数の音源が含まれる予定としており、さらにエフェクト、シーケンサー、アルペジエーター、MP3レコーダーなどがオールインワンパッケージとなる予定だ。そのほか、従来のシンセサイザーにはない非常に奇抜なアイディアとして、モーションセンサーおよび本体でサンプリング可能なFMラジオなども採用されるとのこと。なお、今回のイベントにて展示されたOP-1は、残念ながら実演が可能な状態ではなく、ショーケースに入った参考出品状態とのこと。リリース時期については未定で、約1年後(10~12ヶ月以内)に完成する予定。日本国内での取扱や価格についても現在のところ未定だ。メーカーWEBサイトでは、簡単なオーディオデモとOLEDディスプレイの動作風景などの視聴、ベータテスターへの応募(日本からの参加については未確認)が可能だ。