パナソニックは10日、ブルーレイディスクプレーヤー、DMP-BD60を4月25日より発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は5万円前後。
同製品は、パナソニックハリウッド研究所が、オーサリング時に使用している高精度色信号処理技術を応用した「新リアルクロマプロセッサ」を搭載。これによりブルーレイディスク映画ソフトのもつ、高精細なディテールや質感を忠実に再現するという。
「1080プログレッシブハイビジョン出力(1080/60p)」に対応、録画番組などの高画質再生に対応している。さらに、BD-Video、DVD-Videoの1080/24p出力にも対応しており、1080/24p入力に対応したテレビとHDMIケーブルで接続することで、毎秒24コマのプログレッシブ映像で記録された映画コンテンツを、映画本来の動きを活かした高画質で再生することができる。また、ディープカラー、x.v.Colorなどに対応している。
「BD-Live」に対応しており、本体にブロードバンド回線を接続して対応ソフトを再生すると、インターネット経由で映画会社のサーバーにアクセスして、特典映像やオンラインゲームなどをダウンロードして楽しむことができる。
最大7.1ch音声をサポートする次世代音声規格「Dolby Digital Plus」「Dolby TrueHD」「DTS-HD」のビットストリーム、及びデコード出力に対応。7.1ch対応のAVアンプとHDMIケーブルで接続してBD-Videoを再生すれば、迫力あるサラウンド音声で映画や音楽を楽しむことが可能だ。
さらにブルーレイディスク・DVDをマルチで再生できるほか、DLNAに対応しており、別室にあるDLNA対応ディーガのHDDに記録した番組を楽しむことができる。また、「YouTube」対応や、SDカードスロットを搭載し、ハイビジョンムービーで撮影した映像を楽しめるなど、ネットワーク機能も充実している。高さ49mm、奥行き242mmのコンパクトデザインで、待機時消費電力は0.4W。