「Oracle Enterprise Asset Management(eAM) - Maintenance Workbench」

米Oracleは、アップルのiPhone/iPod touch向けアプリ配信サービス「App Store」において、iPhone向けの企業資産管理補助ツール「Oracle Enterprise Asset Management(eAM) - Maintenance Workbench」の無償ダウンロード提供を開始した。

Oracle Enterprise Asset Management - Maintenance Workbenchは、既存のOracle Enterprise Asset Management e-Business製品と組み合わせることで、iPhoneのGPS機能を利用して、顧客先を回っているエンジニアがメンテナンスが必要な場所をお互いに通知しあえるというもの。具体的には、GPS機能を利用して現在位置と資産情報をGoogle Maps上で確認できるほか、指定した範囲内にある資産の一覧表示や特定の資産への作業要請、ユーザーへの指示などが閲覧できる。また、これらをリモート処理することも可能だ。

なお、Oracle Enterprise Asset Management - Maintenance Workbenchの利用にはiPhone 2.2.1ソフトウェアアップデートに加え、「Oracle e-Business Application Suite - Enterprise Asset Management 12.1.1」のライセンスとOracle Enterprise Asset ManagementのGIS設定が必要だ。

資産の詳細表示画面

現在自分に割り当てられている作業要請一覧画面

指定範囲内にある資産一覧画面

作業完了確認画面