シマノは、新たなデジタルコントロールブレーキ「DC+」を搭載したベイトキャスティングリール「NEW CALCUTTA CONQUEST(ニュー カルカッタ コンクエスト)」2モデルを発売した。従来のデジタルコントロールブレーキと同様に8段階の調節が行えるほか、ラインやルアーウエイト合わせて調節する3種類のモードが追加されている。
デジタルコントロールブレーキ「DC」は、1 / 1000秒単位で回転数やブレーキ力をコントロールする電子制御のブレーキシステム。そして同モデルの「DC+」は、情報処理能力が2倍の1 / 2000秒単位に引き上げられ、より繊細なブレーキ力のコントロールが可能になったという。これにより、軽いルアーをキャスティングした際の飛距離向上はもちろん、空気抵抗の大きい大型ルアーも空中姿勢を安定させることによって飛距離向上が見込まれるという。
また、「DC」と同様に8段階の調節が行えるほか、ラインやルアーウエイト合わせて「ナイロン」「フロロ」「SP」という3種類のモードの切り替えが可能。「SP」は、20lb以上のラインを使うビックベイトの使用に最適なモードとのこと。
デジタルコントロールブレーキ「DC+」 |
同製品のギア比は5.0、自重は260gとなっており、糸巻き量はナイロン3号で180m、4号で130m、5号で100m。右ハンドルモデル「200DC」と左ハンドルモデル「201DC」が用意され、価格はどちらも6万5,000円(税別)。