米Intelは、8日に北京で開催されたIntel Developer Forum(IDF)にて、Mobile Internet Device(MID)向けAtomプロセッサの新製品として、「Intel Atom Z550」「同Z515」の2モデルを発表した。
Intel Atom Z550は、動作周波数が2GHzでFSBは533MHz、TDPは2.4Wとされ、消費電力3W未満のプロセッサでは最高水準の性能を実現すると言う。
Intel Atom Z515は標準では800MHzの動作周波数だが、Intel Burst Performance Technology(Intel BPT)と呼ばれる動的クロック向上技術により、処理能力が必要な場面では最高1.2GHzで動作する。Z515のFSBは400MHz、TDPは0.65W(800MHz動作時)。
両モデルともHyper-Threading Technologyをサポートし、製造プロセスは45nm Hi-K、コアステッピングはC0で、CPUパッケージはFCBGA8。なお、Hyper-Threading Technology有効時はそれぞれTDPが200mW程度増加するとのこと。