三菱自動車は、コンパクトカー「コルト」の2WD車とSUV「アウトランダー」の2WD車を一部改良し、4月16日より発売する。走行抵抗低減などにより燃費を向上させ、新グリーン税制に対応した。価格は、コルトが99万8,000円から127万5,00円、アウトランダーが210万円から245万7,000円。
今回の改良により、「コルト」の「Very」「COOL Very」(2WD車)グレード、および特別仕様車「Limited」(2WD車)は設計合理化などによって車両重量を10kg軽減。併せてエンジンなどの制御見直しと走行抵抗低減など改良を加えることで、10・15モード燃料消費率(国土交通省審査値)を19.2km/Lから21.0km/Lに向上させた。これにより新グリーン税制(自動車取得税/自動車重量税の時限的減免)に適合。平成17年排出ガス基準☆☆☆☆かつ 平成22年度燃費基準+15%達成車となるため、自動車取得と自動車重量税が50%軽減される。
「アウトランダー」は、2WD車の「24E」「24MS」「24G」グレード車の走行抵抗を低減することで10・15モード燃料消費率を12.0km/Lから12.2Km/Lに向上させた。これにより平成22年度燃費基準+15%達成車となり、自動車取得税と自動車重量税が50%軽減される。