ジャガー、新開発エンジン搭載のニューXKシリーズを発表

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、新エンジン搭載のグランドツアラー「ジャガー ニューXKシリーズ」の予約注文を4月14日から、発売を6月から開始する。ハイパフォーマンスのXKRと、NAエンジンを搭載したXK PORTFOLIOが用意され、それぞれにクーペとコンバーチブルをラインナップする。ハンドル位置は右左とも用意される。価格は1350万円-1650万円。

ジャガー ニューXKシリーズは、パワーユニットにダイレクトインジェクションやトルク駆動可変カムシャフトタイミングを導入した新開発のAJ-V8 Gen III 5.0リッターダイレクトインジェクションエンジンを搭載した。XKRに搭載されるスーパーチャージドエンジンでは510ps(375kW)/625Nm(63.7kgm)のパワーを発揮する。これは旧4.2Lエンジンに対してパワーで23%、トルクで12%向上しているという。また、XR PORTFOLIOに搭載されるNAエンジンでも、385ps(283kW)/515Nm(52.5kgm)とそれぞれ26%、23%向上している。また、トランスミッション操作にはXFで採用されているダイヤル式シフトセレクター「ジャガードライブセレクター」を導入、コンソール中央に入りされている。

外観は、新設計フロントバンパーやボディカラー同色のサイドパワーベント、リアLEDランプなどが採用されている。