フォートラベルは9日、同社が運営する旅行総合情報サイト「旅行のクチコミサイト フォートラベル」会員を対象とした「2009年GWの過ごし方」に関する調査結果を発表した。調査は同社が1月に実施した「2008年 - 2009年 年末年始旅行動向調査」の回答者688人にメールアンケートを送付して行われ、425人から回答を得た。調査期間は3月18日から24日。
GW(ゴールデンウィーク)期間中1番長い休暇日数をたずねたところ、最も多かった回答は「5日間」(48.9%)、次いで「4日間」(11.4%)、「8日間」(9.8%)との順になった。平均休暇日数は5.7日。
現在の旅行意欲について聞くと、48%が「積極的に旅行に行きたい」と答えたほか、41.9%が「予算を抑えて旅行に行きたい」と回答するなど、約9割が高い旅行意欲を示した。しかしGW期間中の過ごし方についての質問では「海外旅行」が15.8%、「国内旅行」が15.1%、「日帰り旅行」が9.6%、「帰省」が7.8%となり、実際にGWに旅行する人は約5割に留まった。
「燃油サーチャージ値下げ」「高速道路料金休日上限1,000円」「定額給付金」が、それぞれ旅行の需要喚起に繋がったかをたずねると、「燃油サーチャージ値下げ」は37.4%が「旅行計画のきっかけになった」と回答。一方「高速道路料金休日上限1,000円」は60.5%が、「定額給付金」は87.3%が「ほとんど関係ない」と答えており、この2つは直接的な旅行需要喚起には繋がっていないと見受けられる。