角川エンタテインメントは、手塚治虫生誕80周年となる記念すべき年に『鉄腕アトム』を映画化、2009年秋に全国ロードショーが決定と発表した。タイトルは『ATOM』となり、制作は2000年にイマージ・インターナショナル・ホールディングスが設立したアニメーションスタジオ・イマージスタジオ(制作作品に2007年3月に公開された『TMNT(ミュータント・ニンジャ・タートルズ)』)が行う。

フルCGで表現される『ATOM』

1951年より連載された『アトム大使』の登場人物であったアトムは、1952年から主人公として「少年」に連載され、1963年から日本で初めて国産テレビアニメ化された。手塚治虫生誕80周年の今年、フルCGにより初の本格的映画『ATOM』として公開が決定。声優陣も主人公のアトム役にフレディ・ハイモア、テンマ博士にはニコラス・ケイジ、お茶の水博士にはビル・ナイなど、豪華なキャストが勢ぞろい。そのほかにも多くの超有名人がキャスティングされる予定だという。

<ストーリー>
ロボットが人間と共存する夢の空中都市メトロシティ。そこで何不自由なく幸せに暮らしていた少年トビーは、事故で命を落としてしまう。最愛の息子を亡くしたテンマ博士は自らの手で、息子をロボットとして甦らせた。
しかし、生身の人間とは違っていた。
博士はそんな息子を捨てる。戻る場所のないロボットは、地上へと下りていくしかなかった。
でも、そこには新しい仲間が待っていた。彼は今、"アトム"として新しい一歩を踏み出す──。

ストーリーは原作を踏襲した内容となっているようだが、果たしてどうなる?

<キャスト>
フレディ・ハイモア◆クリスティン・ベル◆ネイサン・レイン◆ユージン・レヴィ◆マット・ルーカス◆ビル・ナイ◆ドナルド・サザーランド◆ニコラス・ケイジ
<スタッフ>
監督 / デビッド・バワーズ◆脚本 / ティモシー・ハリス◆制作 / マリアン・ガーガー◆提供 / 角川エンタテインメント
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