結婚相手紹介サービスを展開するパートナーエージェントは7日、「弁当作りおよび弁当男子に関する意識調査」行い、調査結果をまとめた。同調査は3月31日~4月1日の2日間、30代の未婚男女を対象にインターネット上で実施し、461名から有効回答を得た。

男女別で自分用の弁当を作った経験があるか聞いたところ、男性の58%、女性の92%が「自分用に弁当を作ったことがある」と回答。また、男性の42%、女性の68%は少なくとも月数回は弁当を作っており、自分用の弁当作りが浸透していることが窺える。なお、「ほぼ毎日」と答えた割合は、男性が9%に対し、女性は29%と3倍以上。「何年かに1回」は男性が23%に対し、女性は13%と、女性の方が男性より弁当持参の頻度は高い。

自分のために弁当を作る動機(複数回答)については、男女共に「節約のため」が圧倒的多数。しかし、2位になると女性は「健康のため」、男性は「料理が好きだから」と異なり、弁当作りを「現実・日常」と捉える女性と、趣味の要素が強い男性の違いが明らかとなった。

また、自作の弁当を職場などに持参する「弁当男子」が周囲にいるかとの質問では、女性の20%、男性の27%がいると回答。料理の作れる男性について、57%が「すごいと思う」と答えた。「好ましい」も28%に上り、「うらやましい」を含めた88%が弁当男子への評価は高いことが判明した。「気持ち悪い」は4%にとどまった。一方の男性も「すごいと思う」が41%で、「好ましい」「うらやましい」との合計では、実に75%が好感を持っているという結果となった。