OpenOffice.org開発チームが5日 (米国時間)、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org 3.1.0」のリリース候補版 (build OOO310_m8) を公開した。動作環境はWindowsとLinux (x86 / x86-64)、Solaris (SPARC / x86) とIntel製CPUを搭載したMac OS X。Mac OS X版を除き、日本語対応バイナリパッケージも提供されている。
OpenOffice.org 3.1.0では、図形のアンチエイリアス処理に対応。グラフやイラストなどの図を滑らかに描画できるようになり表現力が向上した。ほかにも、ネットワーク上で共有している文書を編集するときのロック機能や、文字列の上に線を表示する機能が追加された。コンポーネント別の新機能としては、ノート機能の改良と文法チェック機能 (Writer)、関数入力時のアシスト機能 (Calc) などがある。