ゴールドウィンは6日、オペロンテックスとの共同開発による、加齢臭と汗の臭いを大幅にカットする新素材「マキシフレッシュ プラス」を採用したアンダーウェアを発表した。
同素材は、同社が従来展開してきた分子レベルで汗臭を中和する性質を持つという技術(繊維)「マキシフレッシュ」に、加齢臭消臭効果が期待できるという、ポリウレタン弾性繊維「ライクラ ファイバー」を織り込んだもの。「ライクラ ファイバー」は、オペロンテックスの特許技術(繊維)で、優れたストレッチ性や回復性が特長に加え、加齢臭の臭気成分とされる「ノネナール」を吸着する性質があるのだという。
両社は、「マキシフレッシュ」と「ライクラ ファイバー」2つの素材を混用することで、ノネナール89%、アンモニア(汗の消臭成分)99%のカット(オペロンテックスによる実験結果)が可能な生地を実現したとしている。なお、消臭効果は、コーティング等によって付加したものではなく、素材そのものが持つ科学的な性質であるため、洗濯等によって効果を失うことはないとしている。
同素材は、同社のスポーツブランド「ザ・ノース・フェイス」、「ヘリーハンセン」、「エレッセ」、「カンタベリー」にて、アンダーシャツやブリーフ、タンクトップなどに製品化される予定だ。販売は4月下旬より開始し、男性用のほか女性用も展開する。価格は、3,000円前後~4,000円前後。