タブウィンドウをコントロールする

今回は「タブウィンドウの制御」と「ページ内でスクリプトが使用されているかどうか調べる」スクリプトを作成します。現在ではLunascape以外のブラウザでもタブウィンドウをサポートしています。タブウィンドウのメリットは多くのページを開いてもデスクトップがウィンドウであふれないことです。現在ではIE7、Firefox、Safari、Opera、Google Chromeなど主要なブラウザでタブウィンドウ表示をサポートしています。

ただし、これらのブラウザではタブを操作する命令が用意されておらず不便なこともあります。ページ内に埋め込まれたスクリプトから操作されるとセキュリティの面で問題が出てしまうこともあります。Lunascapeでは、拡張スクリプトを使って異なるタブウィンドウを操作することができます。タブウィンドウ内に表示されているページ内容に対してもアクセスできるので、うまく使えば非常に便利なものになります。

Lunascapeの拡張スクリプトの作り方はこちらを参考にしてください。

まず、現在表示しているページ以外(アクティブタブ以外)を閉じるスクリプトを作成してみます。

図1 Lunascapeでのタブ表示

図2 Google Chromeでのタブ表示

図3 Firefoxでのタブ表示