CodeWeaversは3日、Windows互換のAPI層を備えるアプリケーション実行環境「CrossOver Pro 8.0」のα第2版を公開した。動作環境はLinuxとMac OS X。デモ版としてのリリースであり、CrossOver Proの登録ユーザのみ利用可能。
CrossOver Proは、Windows互換API層をオープンソースで実現する「Wine」の成果をベースに、独自のユーザインターフェイスなどを追加したアプリケーション実行環境。メジャーバージョンの8.0に向けたテスト版に位置付けられる今回のリリースでは、Microsoft Internet Explorer 7をサポート。不完全ながら、インストールと起動が可能になった。Microsoft Office 2003 / 2007やQuickTime 7などのアプリケーションも、動作が改善されている。