女優の福田沙紀、大島優子、はねゆりが4日、東京・タワーレコード渋谷店で行われた『櫻の園』DVD発売記念イベントに出席した。
同作は、1990年に公開された人気コミック原作の映画『櫻の園』を、福田主演で一新したもので、福田は映画初主演の同作で、日本アカデミー賞新人賞を受賞している。
ヴァイオリニストになる夢を諦めた主人公役を演じた福田は「ヴァイオリンを弾くシーンが一番大変で、音が体に響くので酔っちゃった。振動で体に負担がかかって、ヴァイオリンの練習は泣きながらやってたから、撮影が早く終わって欲しいって思ってました(笑)」と、撮影時の苦労を振り返った。また、この春、高校を卒業したばかりの福田。セーラー服の女子高生役と自身を照らし合わせ「制服って好きじゃないし、高校生活に特に未練はないけど、卒業式の後、皆で制服を着て卒業証書を持って撮った写真が一枚もないのが心残りですね」とさらりと語り、4月からの目標は「目の前のことをしっかりとやり遂げて、一人でも多くの人に感動や笑顔を伝えられるように色んな作品に携わっていけたら…」と、幅広い役柄へ意欲を見せていた。
見どころについては「5人の女の子がメインなので、今日はこの子の目線で見ようとか、今日はこっちかなとか、色んな目線で見て欲しい。何度も見ることで新たな発見があったり、より深く作品を楽しんでもらえると思います!」と、様々なキャラクターの女子高生が登場する同作をアピールした。
また、作品同様、桜の季節のリリースとなったが、桜といえば、小さい頃に家族で花見をしたという地元・熊本城が一番のお気に入りスポットだという。「熊本城の桜がすごいばっちり! 城マニアって訳じゃないですが、やけに好きなんです(笑)。芝生の緑の色と桜のピンク、熊本城の白と黒がめちゃくちゃ合うんですよ!」と、"一口城主"にもなっているという熊本城を、会場に集まったファンにPRしていた。