日産自動車は、3月のジュネーブモーターショーに出展した「NV200」を、新型「NV200 バネット」として5月中旬に発売すると発表した。価格など詳細は未公開。
同車は、さまざまなニーズに合わせ、プライベートユースにも対応できるエクステリアデザインと室内の広さを両立した新世代のバン。低床と広い荷室床面幅により高い積載効率を実現するとともに、1.6L(リッター)「HR16DE」ガソリンエンジン採用により、運動性能と経済性を両立。
また、7人乗りでビジネスユースからレジャーユースまで幅広い利用を可能としたワゴンタイプの5ナンバー車も設定した。なお、「NV200」は今後、日本を皮切りにグローバルに投入される。
「NV200 バネット」の名称については、「N」=New generation(新世代)、「V」=Vehicle(乗り物)、「200」は車格を表している。現行バネットの伝統を受け継ぎつつ、これからのビジネスの自信と誇りになる新世代LCV、という意味を込めているという。