米VMwareは2日(現地時間)、Mac OS X用仮想化ソフト「VMware Fusion 2」のマイナーアップデート版「VMware Fusion 2.0.3」を発表した。アップデート料金は無料。

VMware Fusion 2.0.3では、Mac OS Xのセキュリティパッチ「Security Update 2009-001」を適用したMac OS X 10.5.6において、ドライバレス印刷機能が動作せず、共有プリンタがWindowsマシンから見えなくなる不具合が修正された。なお、この不具合修正にともなって、ドライバレス印刷機能が自動的に無効になる場合もある。その場合、またはこの不具合を回避するために設定を変更していた場合は、「Virtual Machine」の「Settings」メニューから「Printers」を選択肢、「Enabled」にチェックを入れることで、ドライバレス印刷機能が再度利用できるようになる。

また、対応ゲストOSとして、Mac OS Xの次期メジャーアップデート版となるMac OS X 10.6 Snow Leopard Server(32bit版)を試験的に追加した。