旅行クチコミサイトのトリップアドバイザーは1日、「外国人が最も注目した日本の観光スポット2008」のランキングを発表した。同サイトに登録された日本国内約1万件の観光スポットへの注目度を、7カ国(アメリカ・イギリス・フランス・イタリア・ドイツ・スペイン・インド)からなるユーザーのページビュー数や口コミ件数などの利用動向からランキングを集計したとしている。
総合ランキングでは伝統的な観光名所を抑え、東京都中央区の「築地市場」が1位の栄冠に輝いた。アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、ドイツの5カ国で1位を獲得するとともに、インドとスペインの2カ国でトップ5に入るなど、様々な国の観光客が高い関心を寄せていることが判明。ユーザーの間では迫力あるマグロの競りや場外市場の寿司店などが人気を集めているとのことだ。
2位には「東京ディズニーランド」が入ったほか、3位に子どもたちに人気のゲーム・アニメキャラクター「ポケットモンスター」関連商品を揃える「ポケモンセンター東京」がランクイン。世界的なポケモン人気の高さを改めて示す結果となった。次いで4位に「六本木ヒルズ」、5位に「東京ディズニーシー」が入るなど近代的施設が注目を集める一方、伝統的な観光スポットでは「浅草寺 浅草観音堂」の6位が最高位とトップ5入りを逃すこととなった。
このほか9位に大阪の「スパワールド」、11位に東京の「大江戸温泉物語」、13位に同じく東京の「スパ ラクーア」が入るなど、大型日帰り入浴施設への関心が高いことも明らかになっている。ランキング結果の詳細はWEBサイトまで。