リンクスインターナショナルは30日、Antec製のハイエンドユーザー向けPCケースの新製品「P193」を発表した。P190の後継モデルで、エアフローなどが強化されている。発売は4月4日。価格はオープンだが、店頭予想価格は27,000円前後。
吸気量が向上した新たなフロントデザイン、大型200mmサイズで見た目のインパクトも大きいサイドパネルファンなどが特徴。内部スペースに余裕のあるハイエンド仕様で、ドライブベイ数は合計11基、冷却ファンも最大7基搭載でき、E-ATX規格までのマザーボードに対応する。電源ユニットは付属しないが、同社専用電源のCPシリーズや、奥行きが長いタイプのATX電源なども搭載可能となっており選択肢は幅広い。
対応マザーボードはE-ATX/ATX/マイクロATX/Mini-ITX。ドライブベイは5.25インチ×4基、3.5インチ×1基、3.5インチシャドウ×6基。拡張スロットは7基まで対応し、付属の固定用ホルダーを利用してフルサイズのグラフィックカードを安定して固定することができる。
標準装備の冷却ファンはケース上部に140mm(25mm厚) TriCoolファン×2基、後部に120mm(25mm厚) TriCoolファン×1基、サイドパネルに200mm(30mm厚) TriCoolファン×1基で、サイドパネルファンには洗浄可能な外部エアフィルタを備える。なお、これら冷却ファンはすべて回転数の調整機能付きだ。
本体カラーはガンメタルグレイ。本体サイズはW205×D590×H514mmで、重量は16kg。フロントポートはeSATA×1、USB2.0×2、Audio in/out×1。製品にはAntec Quality 3年間保証が付属する。