名古屋鉄道は4月18日、「7000系パノラマカー乗車&保存車両見学と1000系パノラマスーパーのさよなら運転」を実施する。昨年末に定期運行を終えた7000系パノラマカーと1000系パノラマスーパー(4両組成車)を惜しむ特別企画という。

1000系パノラマスーパー

7000系保存車

同イベントは、豊明駅に9時00分に集合し、同駅10:41発の7000系パノラマカー白帯車に乗車して、11:37に舞木検査場着。約2時間滞在して、デビュー当時のフェニックスエンブレムを装着した保存車、7001-7002号車を見学するという。帰りは1000系パノラマスーパーの4両組成車に乗車し、1449に豊明駅着とのこと。

同イベントに参加するには、4月1日から206名限定で販売する乗車券「トリプル パノラマ1DAY(大人3,500円、小児 1,930円)」を購入する必要があるという。同乗車券は名鉄電車全線1日乗り放題と往復パノラマカーの乗車整理券、パノラマスーパーの特別車両料金が含まれる。「往路の座席指定は抽選とし、イベント当日の朝に行います。復路の席は当日ご案内いたします」(同社)。同乗車券の販売場所は名鉄駅サービスセンター、名鉄出札係員配置駅(ただし弥富・赤池駅を除く)。

1000系「パノラマスーパー」は、1988年に7000系の後継車としてデビューした特急専用車で、最高速度は120km/hとのこと。ハイデッカータイプの展望席やバケットタイプの回転リクライニングシートを採用したほか、トイレ・車内案内表示器・リアルタイムニュースの表示などのサービス機器も充実させたという。「4両組成の全車特別車(有料座席)と6両組成の一部特別車(2両が有料座席)があり、このうち4両組成の全車特別車が昨年末で定期運行を終了した」(同社)。