BenQ、輝度3000ルーメンとコントラスト比2,500:1のHDMI搭載DLPプロジェクタ

ベンキュージャパンは27日、DLPプロジェクタ「BenQ MP623」を発表した。価格はオープンだが、店頭予想価格は79,800円。発売日は4月3日。

BenQ MP623は、XGAの高解像度に対応し、輝度3,000ルーメンとコントラスト比2,500:1を実現したDLPプロジェクタ。色彩深度を向上させるテキサス・インスツルメンツの技術「Brilliant Color」や、ランプから放射された光をデジタル処理によるカラーマッチングを行い、明るさとコントラストを調整してより色再現性を高める「UNISHAPEテクノロジー」を搭載する他、通常のRGB＋白の4セグメントカラーホイールに独自の黄色セグメントとシアン(青緑色)セグメントを追加した6セグメントカラーホイールを採用し、従来のDLPプロジェクタが苦手とするパステルカラーの忠実な色再現を可能としている。また、sRGBに準拠しているため、PC画面上の色と投射された画像の色が大変近いのが特徴だ。さらに、6色(RGBCMY)の範囲と彩度を個別に手動で調整できる。

この他、壁面投射モードを搭載し、白色の壁面に加え、黒板を含めた5色の壁面で鮮やかな投影ができる。プロジェクタ本体上部からのランプ交換にも対応する。

本体サイズはW298×D239×H94mm、重量は約2.5kg。カラーはピアノブラック。2Wスピーカーを1個備えている。保証期間は1年間(光源ランプは3カ月、または500時間使用のいずれか短い方)。

仕様は、画素数がXGA(1,024×768)、輝度が2,500ルーメン、光源が200Wで約4,000時間(エコノミーモード)、または約3,000時間(標準モード使用時)、コントラスト比が2,500:1。画面サイズは31型から300型、当社距離は54型で2m。対応カラー方式はNTSC、PAL、SECAM。別売アクセサリーとして、天井取り付けキットと交換ランプカートリッジが用意されている。