UQコミュニケーションズは27日、屋内での利用に便利な「WiMAX Wi-Fiゲートウェイセット」(OKIネットワークス製)を開発、4月3日よりモニター募集を開始すると発表した。現在、同社がお試し期間として無料で提供しているWiMAXサービスは、「屋内で繋がりにくい」というユーザーの声もあり、これで利用環境は大きく改善されそうだ。
WiMAX Wi-Fiゲートウェイの「WiMAX Wi-Fi GATEWAY UG01OK」と、データ通信カードの「WiMAX USB TYPE UD01OK」のセット。外出時にはUD01OK単体でUSB接続のデータ通信カードとして利用でき、自宅では2つを組み合わせて、無線LANのアクセスポイントとして利用できる。
データ通信カード「UD01OK」は、大きさがW35×D15×H74mm、重量は30g。接続はUSB2.0で、コネクタ部分は折りたたんで収納できる。消費電力は最大2.5W。
ゲートウェイ端末「UG01OK」は、大きさがW120×D35×H90mm、重量は150g。無線LANはIEEE 802.11b/g準拠で、WEP(64/128bit)、WPA-PSK、WPA2-PSKによる暗号化や、MACアドレスフィルタリングなどのセキュリティ機能も備える。有線LANも利用可能。ちなみに、UD01OK以外のデータ通信カード(UD01SS/UD01NA)は組み合わせることができない。
モニターは4月3日から4月12日まで、同社ホームページにて応募を受け付ける。今回の募集人数は1,000名。応募資格は、2月に募集したUQ WiMAXサービスのモニター募集のときと同様で、東京23区、横浜市、川崎市の居住者に限られる。なお、すでにモニターになっているユーザーは応募できない。
6月30日までのモニター期間中は、無料でUQ WiMAXのサービスが利用できる。期間終了後もUQ WiMAXを継続して利用するときには、貸与されたWiMAX Wi-Fiゲートウェイセットはユーザーに無償譲渡され、そのまま使用できる(利用を止めるときは返却する必要がある)。モニター期間終了後(7月1日以降)は、登録料は不要だが、別途基本使用料(4,480円/月)がかかる。