「BASELWORLD 2009」にてシチズン時計は、光をエネルギーに変える「エコ・ドライブ」搭載製品の新作をアピールしていた。
電池交換不要の光発電時計「エコ・ドライブ」を核として、「技術と美の融合」をテーマに商品を展開するシチズン。同社ブースでは、「エコ・ドライブ」対応製品としてディスク式都市選択機能搭載の世界多局受信ワールドタイムクロノグラフ「アテッサ ジェットセッター"ダイレクトフライト"」を発表していた。同モデルでは、操作性向上のために3時位置のリュウズを一段引き出して、4時位置で表示するディスクの都市名を変更するだけで、3針が瞬時にその都市の時刻を表示し、同時にカレンダーも切り替わるようにしている。発売は6月で、価格は10万5,000円からを予定している。
また、「ステイタスよりスタイル。ラグジュアリーではなくスマート。」をブランドコンセプトとする「Series 8」からは、「804 エコ・ドライブ電波時計 ワールドタイムクロノグラフ」が登場。引き算の美意識を目指したという同モデルは、ケースが8体構造となっており、パーツを分割化することで細部まで磨き上げ、より高品位な仕上がりを実現している。また、新ムーブメントである「H610」を搭載し、アテッサ ジェットセッター"ダイレクトフライト"と同じく、シンプルな操作で3針が各都市の時刻を表示する機能を備える。発売は6月で、価格は22万500円を予定している。
さらにレディス向けには、「クロスシー」より「光のアート」をイメージした限定モデル「XCD38-9025」を発表。白蝶貝をベースにベージュのグラデーションを施し、ジオメトリック風な文字盤とした。発売は6月で、価格は10万5,000円。