medibaは27日、「生活者意識とプライベートブランド」に関する調査結果を公表した。同調査は3月2日~6日にかけて、既婚女性2,600人を対象にモバイルにて行った。
調査によると、経済的に余裕がないと感じている人は「あまり」「ほとんど」と回答した計75.2%に上った。また、生活に不満だと答えた人は「やや不満」「不満」を足した41.4%という結果に。
物品購入に関する考え方は「よく考えてからモノを買うようにしている」が59.5%で最多となった。また「とにかく価格の安いものを選ぶようにしている」(48.6%)も高い割合を占めた。一方「買い物をするのが好きだ・楽しい」(57.9%)、「つい余計なモノを買ってしまうことが多い」(37.1%)も上位に挙がり、購買意欲はあってもこの不況下で足踏みしてしまう消費者の"ジレンマ"も窺える。
低価格で人気のプライベートブランド(PB)の認知度では、イオンの「トップバリュ」が93.5%でダントツのトップ。続いて、セブン&アイホールディングスの「セブンプレミアム」(75.1%)、ローソンの「バリューライン」(45.3%)、西友の「グレートバリュー」(40.0%)、ダイエーの「おいしくたべたい!」(38.7%)と続いた。購入率でも、イオンの「トップバリュ」が1位で、セブン&アイホールディングスの「セブンプレミアム」がそれに続いた。