日立マクセル株式会社は26日、iVDRの再生が可能なメディアプレーヤー「VDR-P100」を発表した。同社の直販サイト「マクセルオンライン」で、4月1日正午から200台限定で発売される。価格はオープン。

Woooで録画した番組を持ち運べる「VDR-P100」

VDR-P100は、HDD内蔵のカセット型リムーバブルメディア「iVDR」に対応したメディアプレーヤー。対応メディアはiVDR-Secure (2.5インチ)、iVDR (2.5インチ)、iVDR Mini (1.8インチ) の3種。日立のデジタルハイビジョンテレビ「Wooo」で録画したiVDR-Sカートリッジの再生に対応、iVDRスロット未装備のテレビでも、VDR-P100を接続することで録画済のハイビジョン映像を楽しむことができる。

Ethernetポート (100BASE-TX / 10BASE-T) 1基を装備、ネットワーク上のコンテンツをストリーミング再生することも可能。USBケーブルでPCと接続し、外付けiVDRドライブとしても利用できる。サポートされるOSは、Windows Vista / XP SP2以降。製品には、専用リモコンと縦置きスタンドも同梱される。

再生可能なフォーマットは、動画がMPEG-1/2/4とWMV9、H.264。オーディオはMP3とWMA、CPCMとAACがサポートされる。出力インターフェイスはHDMIとD端子 (D1〜D4)、Sビデオ、コンポジットビデオ、5.1ch対応の光デジタル音声出力。本体サイズは198 (幅) × 163 (奥行き) × 26 (高さ) mm、重量は約420g。