カシオ計算機は25日(現地時間)、スイス・バーゼルにて開催されている「BASELWORLD 2009」にて耐衝撃腕時計「G-SHOCK」の最高峰「MR-G」シリーズより新たに「和」をイメージした特別仕様モデル「MRG-8100G」を発表。7月から世界限定100個で発売する。価格は、57万7,500円。
MRG-8100Gは、薄型の電波ソーラームーブメント「タフムーブメント」を搭載した「MRG-8100B」をベースとするモデル。タフムーブメントでは、ソーラー駆動システム「タフソーラー」、ドイツ・イギリス・アメリカ・日本(2局)・中国の6局の標準電波に対応した電波受信機能「マルチバンド6」、針ズレの際に針位置を自動で修正する「針位置自動補正機能」、衝撃に強い「ハイブリッドマウント構造」を実現している。
限定モデルでは、"究極のタフネスウオッチ"を追求するMR-Gのコンセプトを具現化するため、機能性と美しさを併せ持つ日本古来の甲冑をモチーフとしたデザインを採用。都市コードリングに18金ピンクゴールドを使用し、彫刻された都市コード文字をブラックに着色。文字板のメタルパーツや時分針、ベゼルビス、サイドプロテクターの溝などにピンクゴールド色を施し、甲冑の精緻な彩色を表現したという。
また、日本が誇る"匠の技"もアピール。一本一本締め付けるマイナスビスを採用した「ベゼルビス」や、美しい平滑面を実現する「ザラツ研磨」なども施される。
そのほか機能面では、世界29都市(29タイムゾーン、サマータイム設定機能)+UTCの時刻表示、ホームタイムの都市入替機能、ストップウオッチ(1/20秒、24時間計、スプリット付き)、タイマー(セット単位:1分、最大セット:24時間、1秒単位で計測、タイムアップ後経過時間計測付き;24時間計)、時刻アラーム、バッテリー充電警告機能、フルオートカレンダー、日付・曜日表示を採用。20気圧防水に対応し、大容量ソーラー充電システム「タフソーラー」も装備される。ボディサイズは、50.7×46.0×13.1mmで、重さは111.4g。
なお、鍛造チタン製のケースバックには世界限定100本の証としてシリアルナンバーを刻印。赤漆風のカラーリングに仕上げたパッケージも用意されている。