Khronos Groupは24日 (米国時間)、組み込み用途向けのサウンドAPI「OpenSL ES 1.0」を発表した。技術仕様の詳細は、同団体のWebサイトからPDFとしてダウンロード可能。
OpenSL ESの実装モデル |
OpenSL ES 1.0は、組み込み用途を想定したクロスプラットフォーム対応のサウンドAPI。単純な音の再生から、着信メロディなどに使用されるSP-MIDI (Scalable Polyphony MIDI)、3Dオーディオの再生まで、先進的なオーディオ再生機能に対応する。Mobile Media API (JSR 135) やAdvanced Multimedia Supplements (JSR 234) といった高レベルAPIの基盤としても活用できる。OpenSL ES 1.0の登場により、デジタル家電や携帯電話向けのオーディオソフト開発が簡素化されることが期待される。