TOKYO FMは自局の長寿番組「JET STREAM」の新パーソナリティに4月1日より大沢たかおを起用することを決定。25日、都内で記者会見を行った。
「JET STREAM」の放送開始は1967年。パーソナリティを"機長"に見立て、異国情緒溢れる音楽と情感たっぷりのナレーションで、当時はまだ夢だった海外旅行の魅力をリスナーに伝え続けてきた。初代機長の城達也氏が1994年に降板して以降は、小野田英一(~2000年)、森田真奈美(~2002年※)、俳優の伊武雅刀が機長を歴任。大沢たかおは5代目としてコクピットを預かることとなる。
※森田真奈美は"機長"ではなく"フライト・アテンダント"と位置づけられ、タイトルも「LOVE SOUNDS ON JET STREAM」と変更されていた
会見に登壇した大沢は「『JET STREAM』という国民的番組の機長を務めることになりました。これまでの先輩方、機長を引き継ぎながらも自身の経験を織り交ぜながら、少しでも多くの人に愛される『JET STREAM』を目指していきます」と挨拶。
初のラジオレギュラーにして、"機長"の大役を任されることに関しては「やりがいを持って出来るなあと思いました。最大限にやっていきたいですね。そういう意味では、この仕事のお話をいただいたときに躊躇はありませんでした」と自信をのぞかせた。
移動時に自ら車を運転するという大沢は「JET STREAM」をよく聴いていたとか。「まさか自分が"機長"をやるとは思わなかったですね。初収録の時は、(前機長の)伊武(雅刀)さんの真似なんかしちゃって。でもどんどん、自分らしさを出していきたいですね」。
「JET STREAM」は月曜~金曜の午前0時00分~0時55分、TOKYO FM他JFN38局ネットで放送中。大沢たかおの初フライトとなる4月1日には新「JET STREAM」カウントダウン1DAYを実施する。