近畿日本ツーリストは25日、ゴールデン・ウィークの海外旅行動向を発表した。

同社によると、今年のゴールデン・ウィーク(4月25日~5月6日)の同社の海外企画旅行「ホリデイ」の3月23日現在での予約状況は、人員ベースで対前年同期比で全国が14%増、成田発が24%増としている。出発日別では、5月2日が最多で、以下5月3日、4月29日発と続き、アジア、ミクロネシア、中国方面へは5月2日、ヨーロッパ方面へは4月29日が出発日のピークとなると予測している。

地域別では、アジア方面が対前年同期比で成田発59%増、全国35%増と引き続き好調。特に成田発韓国行きが88%増、バリ島行きが40%増となり(いずれも対前年同期比)、マレーシア行きは前年の3倍以上の申込みと非常に人気が高い。その他、先月まで前年割れをしていた中国方面への旅行も成田発が前年比の73%増となり、人気を回復している。

一方、長期休暇がとりやすい日並びにより、遠距離ツアーも人気。対前年同期比でヨーロッパ方面は全国22%増、成田発43%増、オセアニア方面は全国13%増、成田発44%増といずれも前年より好調な海外旅行予約状況を示している。