ダイワ精工は、企画・設計・開発が総力結集し、3年かけて製竿した同社史上最高峰という投げ釣りサミットモデル「TOURNAMENT MASTERISE Kisu(トーナメント マスタライズ キス)」9モデルを3月に発売する。みなぎる弦楽器の弦のような張りを体現し、鋭い感度とトーナメントでの操作性を徹底追及した投げ竿とのこと。
同製品は、超高密度SVFカーボン素材をベースに高弾性3Dクロスを装着。同3Dクロスは、高弾性のカーボン素材を使用したことで飛躍的に感度が向上。また、3軸交差によって生まれる六角形の面積をさらに細かくしたことで、竿の形状復元力が増して竿ブレの収束を早めるという。継ぎ目部分には、バイアス構造の採用により突っ張りや歪みを少なくしてパワーロスを激減したという「Vジョイント」を採用している。
高弾性3Dクロス |
今回発売されるモデルは、すべて全長4.05mの3本継ぎ竿で、糸を通すガイドとリールシートが取り付けられていないストリップ仕様。号数は25、27、30、33、35号を展開し、35号を除いた各号数の竿には、通常タイプの他に硬調Hタイプが用意されている。また、同一の号数なら、各節に互換性を持たせているとのこと。価格は11万5,500円から15万7,000円。ガイドとリールシートの取り付けサービスも行われる予定で、詳細は3月末に同社のWEBサイトなどで発表するとしている。