米Microsoftは3月24日(現地時間)、「Windows Home Server(WHS) Power Pack 2」をリリースした。Power Pack 1以来の修正を中心としたアップデートで、Windows Media Center Connectorの実装やRemote Accessの設定改善など、いくつかの機能追加・強化も行われている。Windows Updateを通じて現在提供されているのは英語版のみで、4月末までに日本語版、中国語版、フランス語版、ドイツ語版、スペイン語版などの配布が開始される予定だ。

Windows Media Center Connectorの追加により、WHSの共有フォルダ内のコンテンツ(音楽、写真、ビデオ、録画されたテレビなど)にWindows Media Centerからアクセスできるようになる。Windows Media Center Extenderからのアクセス、ストリーミング利用も可能。またMP4形式のストリーミング対応が追加され、Xbox 360など同形式をサポートするデバイスで再生できる。

Remote Accessは画面デザインが刷新された。初期設定やリペア・ウイザードが改善され、Remote Accessの動作に影響を及ぼすホームネットワーク関連の問題をよりスムースに解決できるようになる。

Windows Media Center Extenderからのアクセスコントロール

刷新されたRemote Access画面